アークスの皆さんは、PSO2にはエキスパートというシステムが存在していることを知っているだろうか。
このエキスパートというシステムは、ある条件を満たしたアークスのみが適用することができるもので、一口に言ってしまえば「戦闘に慣れているアークス」を証明するものである。
もちろん、普通にプレイするぶんには存在すら知らない仕組みであるので、必ずしも取得しなければいけないものではない。
しかし、このエキスパートを取得したプレイヤーの中には、「エキスパートを取得していない者は人間だと思ってない」などの暴言を吐く者がいることや、事前に約束したプレイヤー同士でクエストにいく、所謂「固定」に参加する場合、未取得者は対象にならない場合が多い。『採掘基地防衛訓練VR』や、『艦破訓練:終の慟哭』など、クリアランクが直接報酬に影響するクエストなどではその傾向が強いように思える。
実際、エキスパートのみの緊急に行く場合と、エキスパート設定を解除した状態で緊急に行くのとではクエストのクリア時間の差が開くのは事実である。もちろん、未取得者の場合でもしっかりした知識とプレイスキルがある者は大勢いるのも事実である。
私がここで問題だと思うことは、エキスパートシステムの存在に気づかない(気づけない)場合があることだ。
エキスパートについて、公式から与えられる情報は、プレイヤーズサイト(エキスパート条件とは何ですか?)のみではないだろうか。
ゲームのみを楽しみたいアークスにとっては他のプレイヤーを通して存在を知ることや、同一ブロック内のパーティに参加するとき、「パーティの参加条件に合わないため参加できません」といったメッセージが表示される、もしくはエキスパート対象者と同じパーティに参加し、クエストを受ける場合「エキスパート設定を一時的にOFFにして受注しました」というメッセージが表示されることではじめて、エキスパートに気づく場合がほとんどではなかろうか。
公式サイトや攻略サイトなど、外部のツールを頻繁に利用するプレイヤーはいち早くその存在に気づき、条件を満たそうと試行錯誤できるが、ゲームのみを楽しみたいプレイヤーには知る術がないのである。
兎の夢では、エキスパートについては特に必要ないものと考えているため、現在未取得であっても落ち込んだり焦ったりする必要はないので安心してほしい。むしろ自分でやりたいと思ったらそれをやればいいし、やりたくないからやらないというのも本人の自由である。しかしもし、現段階でエキスパートを取得しておらず、少しでも興味を持ったり、取得したいと思うようなアークスがいるのならば、私はそれを全力で応援したい。
欲しい=正義です。
公式サイトにて掲げられている条件は以下の通りです
ひとつめの条件については、エクストリームクエスト「独極訓練:狂想と幻創」をSランククリア
※15分以内にクエストクリアで獲得可能
ふたつめの条件は、トリガークエスト「輝光を砕く母なる神」をSランククリア
※18分以内にクエストクリアで獲得可能
難易度は不問です
エキスパートを取得するということは、高難易度とされているクエストをソロでもクリアできるだけの実力を証明することです。また、実力が証明されるということはエキスパート設定を適用している他プレイヤーの期待に応えなければいけないということでもあります。
PSO2では最高難易度であるウルトラハードのクエストに参加する際に必要な条件はレベル制限を満たしていることのみです。
極端なことを言ってしまえば、武器やユニット、マグを装備していなかったとしてもクエストに参加出来るということです。
しかし実際どうでしょうか、例えば原初の緊急に何も装備していないプレイヤーが参加していたとしたら。
否定されても仕方ないですよね。
チームルールにはエキスパートの取得は含めていないので、装備についても自分の好きなように決めてください。
しかしエキスパートを取得するということは最低ラインを設定するということであり、その最低ラインは他ユーザーが求めている最低ラインでもあります。
エキスパートを取得していなくてもゲームは楽しめます。
エキスパートを取得しようと思うということは、自分自身で強くなりたいと思う必要があります。しかし取得したからと言って終わりではありません。強くなること、向上心は忘れないでください。
向上心がなければエキスパートにはなんの意味もないのではないのでしょうか。
私自身エキスパート取得は単なる通過点に過ぎないという認識です。